化学/繊維/金属部会

１．ごあいさつ

   このたび、日本技術士会中国本部 化学／繊維／金属部会の部会長を拝命いたしました伊藤由実です。焼本前部会長、歴代の部会長の方々、そして部会員の方々が築いてこられた当部会をさらに発展させるよう、部会員そして社会にとって有益な活動を進めていきたいと考えております。
   当部会は、2010年（平成22年）に以下のことを目的として設置され、今年で16年目を迎えました。
   �@ 会員の皆様の資質能力（コンピテンシー）向上
   �A 化学、繊維及び金属の各技術部門に属する会員間の交流、コミュニケーション及び協力の推進
   �B 会員が有する専門技術を通した「社会貢献活動」の推進
   本目的に沿った活動を推進することにより、部門の活性化、技術士の知名度アップ、地位向上及び会員の拡大を目指しています。
   本年度からは、当部会を技術士会のみならず、中国地方をはじめとした一般の方々に広く知られ、頼られる存在とするために、「知名度の向上」に注力します。

２．部会の概要

（１）正式名称

：

化学/繊維/金属部会（通称：化学金属部会）

（２）部会員の状況

技術士会中国本部の化学、金属、繊維部門の全員が部会員となります。

	鳥取県	島根県	岡山県	広島県	山口県	合　計
正会員	6	0	15	20	13	54
準会員	0	0	3	3	1	7
合　計	6	0	18	23	14	61

（2025年4月30日現在）

３．当部会の活動

（１）講演会の開催
   化学、繊維、金属の分野にまたがる我が国の素材産業は、「高付加価値品を中心に高い製造技術を持つことで知られ、日本の産業競争力の源泉の一つ※」」となっています。一方、過去においては、水俣病などの公害、近年はダイオキシンやPFAS等の化学物質による環境問題を引き起こしています。
   そこで、会員の自己研鑽、および一般の方々の正しい理解に資するため、素材産業の技術動向や引き起こされている問題について、最新の知見をわかりやすく解説いただく講演会を年1回以上開催しています。
   当部会が主催した講演会のテーマは以下のリンク「これまでの講演会のテーマ」をご参照ください。
   ※経済産業省 METI Journal ON LINE 2022/6/7.

（２）見学会の開催（例年は9月〜11月頃）
   機械部会、電気情報部会と合同（輪番制で担当）で工場見学会を開催しています。それぞれの部会に関連する工場や施設を訪問し、見学させていただくことは、座学にはない学びと体験の機会となっています。
    当部会が担当しました見学会の内容は以下のリンク「これまでの見学会」をご参照ください。
   また、機械部会、電気情報部会が担当しました見学会につきましては、それぞれのHPをご参照ください。

（３）会員による継続研鑽活動
   当部会会員による勉強会なども行っており、成果発表の場を設けるなど、部会としても支援を行っています。

（４）例会
   全部会員を対象にして年1回実施し、当年度の部会活動の報告（ふり返り）を行い、来年度講演会、勉強会などの計画について討議を行います。

（５）幹事会
   幹事が集合し、中国本部事務局からの報告事項の確認、部会開催事業の計画、統括本部3部会（化学、繊維、金属）との連携状況報告等について、討議を行います。

（６）統括本部、中国本部及び他部会との諸活動の連携
   化学部門、繊維部門、金属部門に登録された会員は、それぞれ統括本部の化学部会、繊維部会、金属部会の行事に参加する等、密接に連携し、交流を進めています。また当部会より選任された統括本部部会との連携担当幹事が中心となって、それぞれの部会との交流や共催行事を行っています。
   また、中国本部内では、先に述べましたとおり、機械部会、電気情報部会と当部会との合同で見学会を開催しています。さらには、役員会、活用促進委員会、広報委員会、環境部会、倫理委員会、温暖化対策研究会等、様々な委員会/部会で活発に活躍しています。

（７）中国本部会報への投稿
   技術論文、講演会の講演要旨、行事報告、活動概況報告を随時投稿しています。

当部会のこれまでの活動の詳細ついては、以下のリンク「これまでの活動報告」をご参照ください。

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